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このページでは、注文住宅を台風や竜巻の被害から守るために知っておきたい知識をまとめてご紹介しています。
2019年は、とにかく台風に振り回された一年だったな。各地で台風が甚大な被害を残していったことは今でも記憶に新しい。これから家を建てるとしたら、あんな台風が来ても家にいれば安全に過ごすことができるように、しっかりと対策をする必要があるんだ。
台風や竜巻から家を守るためにまず考えたいのは、家の構造のこと。根本的に外部からの衝撃に強い家を建てておけば、台風や竜巻はもちろん、地震にも強い家づくりができるはずだ。木造や鉄骨、RC工法などさまざまな建て方があるが、台風や竜巻の対策をするなら、やはりこの2つの中から選ぶことになるだろう。
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RC造は、鉄筋を組み合わせ、型に入れてコンクリートを流し込んで作る構造のこと。木造や鉄骨造に比べると強度が高く、外部からの衝撃にも強い。素朴に考えて、木造よりもRC造の方が重量が重いので、強風にはRCの方がはるかに強いんだ。
RC造についで台風や竜巻に強いのが、この鉄骨造。一般的には住宅用途には軽量鉄骨が使われる。木造住宅の木でできた柱や梁が鉄骨に置き換わったと思ってもらえればいいだろう。RC造には劣るものの、木造よりは耐久力がある工法だ。
今や、いつ大型台風が日本列島を襲い、再び大きな被害をもたらすことになるのか誰にも予想がつかない。これから家を建てるとしたら、大型台風にも耐えられるように設計しなければならないことはわかるよな?では、台風による水害の注意点をまとめてみよう。
RC住宅の楽しみの一つに地下室がある。鉄筋コンクリートで作った地下室であれば、防音が必要な施設や、シェルター的な部屋を作ることができる。でも、台風が来て雨量が一気に上がってしまうと、低地では地下室に浸水する恐れがあるんだ。周りからどんどん水が流れ込むので部屋は悲惨なことになるだろうし、最悪の場合は逃げ遅れてしまうこともあるかもしれない。台風のことを考えると、地下室はお勧めできないんだ。地下室を作りたいなら、高台に土地を探すか、防水板など、浸水対策をしっかりしておこう。
キッチンやトイレなどの水回りは、生活には欠かせないもの。これが使えなくなってしまうと、被災生活はかなり辛いものになってしまう。これらを2階以上に作っておけば、床上浸水が起きてもキッチンやトイレが使えなくなることはないぞ。
川崎市では台風や強風対策としてどんなことが必要なのか、確認してみよう。
まずは、浸水や土砂災害の情報を逐一チェックすること。テレビやラジオ、インターネットでチェックすることになるが、ラジオは避難する場合にも情報収集に役立つので一家に一台は用意しておきたいものだ。
台風の被害で甚大なものとなったのが、屋根瓦。古い瓦はしっかり固定されているわけではないので、台風や竜巻が来るとあっという間に飛ばされてしまうこともある。新築するなら、瓦は避けるべきだろう。近年では強風対策のために、張り出しが少ないものや、飛ばされにくい加工をした屋根を設置する場合が多いようだ。
RC住宅の場合は、陸屋根といってフラットな形にすることも多い。これなら家と屋根が一体化しているので、飛ばされる心配はないぞ。
2019年の大型台風では、川崎市内でもたくさんの被害が出てしまった。台風の規模が報道されていたにも関わらず、防ぎきれなかった部分が大きいということだ。これからマイホームを建てるなら、これまでの教訓をしっかり生かし、台風や竜巻に負けない、家族をしっかり守れる家にしようじゃないか!
鉄筋コンクリート造りのRC住宅が建てられる川崎の注文住宅会社に、実際に坪単価を問い合わせてみた。問い合せフォームやメールを使った質問に、きちんと返信してくれた地元川崎の住宅会社は5社のみ。各社について詳しく紹介しよう。(2019年12月時点)
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